本施設のテーマは、沖縄の方言で「えーかんちゃーどー」と言って、施設に関わる全ての人が家族や親戚のような関係性を目指します。
こどもからおとなまでの幅広い年齢層が、相互的に刺激しあい、支えあい暮らしを豊かにしていきます。こどもとおとなという枠組みを超えて、それぞれの想いや感性、ひらめきなどを尊重できる関係性を探求しています。
年上、年下という一方向的な形ではなく、双方向的な関わりを大切にしたいと考え、異年齢チームで暮らしています。その子の「今、大切にしたいこと」「おもしろがっていること」「やってみたいこと」を様々な発達のこども達が共感できやすい環境を整えることを大切にしています。
てぃーだ(太陽)・ゆい(人と人との結びつき)・ちゅら(かわいい)
「太陽の光をいっぱい受けながら、人と人との結びつきを大切に、笑顔いっぱい・元気いっぱい楽しく過ごせますように」という思いが込められています。
朝や帰りの集まり(まるまる会)や生活の場(ロッカーや靴箱)は、てぃーだけ(家)・ゆいけ(家)・ちゅらけ(家)と3つの家(異年齢チーム)ごとに分かれています。その中で、わからない事や困ったことがあったら、身近にいる人を頼ったり、教えてもらったりしながら過ごしています。
みんなの顔が見えるようにお家(てぃーだ・ゆい・ちゅら)ごとに集まり、まーるくなって、一日の予定や絵本の読み聞かせ、誕生日会、紹介タイム(作ったものの紹介・今伝えたいこと)等をやっています。
「ホッと一息つきたいな・・」「1人でのんびり過ごしたいな・・」「友だちが挑戦しているから、私もやってみようかな!」等、子どもたちの気持ちを大切にし、自由に選べる環境づくりを目指しています。長嶺こども園の環境をちょこっと紹介します。
「えーかんちゃーどーあそび」として、年に1回、子どもたちが日頃の活動を保護者と一緒にふれあい遊びとして、競い合ったり、ダンス等を披露する内容となっています。内容は、毎年こどもと相談をして、どんな1日にしたいか話し合いを重ねています。
こどもにとって、日常の「これを考えてやってみる!」ということも、こどもにとっての行事となります。以前、海辺の素材を使ってみたいという想いから、美らさんビーチへ砂を拾いに、瀬長島へサンゴや貝殻を拾いに行きました。日常の「いいこと思いついた!」をいつ、どこで、誰とやるかも大切な行事となり、文化として様々な仲間に共有されていきます。
長嶺こども園
利用定員:72名
入所対象:3歳児~5歳児
開所時間:平 日 7:30~19:00(延長保育時間含む)
:土曜日 7:30~18:30
職員体制:園長・主幹保育士・保育教諭・保育補助・事務員
TEL:098-851-3254
FAX:098-850-6789
所在地:〒901-0211
:沖縄県豊見城市饒波1018番地3
社会福祉法人恵福祉会
〒901-0202
沖縄県豊見城市嘉数469番地5